デスブリンガー

ゲーム名 デスブリンガー
メーカー名 日本テレネット
対応ハード X68000シリーズ(68版以外に他機種版もあります)
ジャンル ロールプレイング

デスブリンガープレイ画面1

このゲームが発売された時、日本テレネットの創立5周年らしいです。
当時としては画期的な3DダンジョンRPGです。

ストーリー
神々が遥かなる地へと去った後、人々は魔法の力で繁栄していた。
しかし、より強力な力を求めた魔法使いが、伝説の魔法経典「デスブリンガー」の封印を解いてしまった。
まもなく、どこからともなく現れた謎の一団が、人々を襲い始め主人公の周りにもその影が忍び寄ってきていた。
そして主人公の冒険が始まる。

実際なら、高く評価したい点はあるのですが・・・・
ゲームバランスが悪いです。(テレネットゲームだから当然?)
まずゲームを始めて思うのが、オートマップ機能が無いのは良いとしても、座標や方角を知るすべも無いのが素晴らしいです。(汗)
「南東に?の町があるぞ」と情報を聞いても方角が分からないです。
適当にマッピングして行くしか無いみたいです。
もっとも、そんなに難しい3Dではないです。

次にキャラクターの成長はスキル制になっています。
沢山のスキルがあるので結構ダルイです。
さらに本当に成長してるのか怪しいです。
いくら上げても超強いとは感じないでしょう。
スキル制の為、職業が決まってる訳では無いので、必要と思う魔法や武器防具のスキルは誰にでも覚えさせましょう。

そして次に森の迷路は見にくいです。
夜になると殆ど見えなくなってしまうので歩くのは困難です。
夜になる前に町に戻るのが手でしょうが上手くは行かないですね。
休憩を取って朝まで待つのも良いですが、当然何度も敵に襲われます。
最悪はテレビを明るくして歩くのが良いでしょう。

そして次に、貧乏です。
このゲームでは怪物を倒しても金をくれません。
盗賊等の人間系の敵を倒すと少しもらえたりしますが大変です。
お金は沢山必要です。
スキルを買ったり魔法を買ったり、武器防具等を修理したりする必要があるからです。
無駄遣いはしないようにして下さい。

そして次の最大の問題点!
戦闘バランスが悪いです。
戦闘はタクティカルコンバット制です。
戦闘は時間がかかります、攻撃は結構避けられてしまいます。(強くなっても)
しかも、主人公達キャラクターの体力&魔力は最高で99が限界です。
始めは36しか有りませんし、敵は団体で襲うので囲まれたら明日がありません。
最初は主人公ともう一人の僧侶しかいないので戦闘は大変です。
これが最大のガンです。

このゲームを手っ取り早くプレイするなら、キャラの改造がお勧めです。(おい!)
改造しても、戦闘は時間かかりますが、楽にはなります。
お金の心配もいらないので欲しい物ガンガン買えます。
X68版はユーザーディスクをバイナリーエディターで開き、
渡辺満里奈ちゃんと書いてある付近に主人公や仲間のデータがあります。
分かる方は参考に。
キャラ能力数字は15位が良いでしょう。
スキルも全て身に付けた方が楽です。
スキルレベルは5位が良いでしょう。

デスブリンガープレイ画面2

デスブリンガープレイ画面3

デスブリンガープレイ画面4

ゲームのポイント

  1. ゲームスタートしたら夜になるのを待ち、夜になったら寺院へ行きましょう。
    僧侶を仲間に誘おうとすると、代わりに女性の僧侶を紹介してくれます。
    共に冒険していきましょう。
  2. 鍛冶屋のオヤジと会話後、ミレナの部屋へ行くと盾をプレゼントしてくれます。
  3. ある程度鍛えたら、ゼフトの森のオークの洞窟を探しましょう。
    オークの親玉を倒して下さい。
  4. 魔法は敵を石化の魔法を覚えるべし!ゲーム中盤位の街ギルドで扱ってます。
    この魔法は、戦闘時に敵1を石化させます。
    まともに戦ったら勝てない敵はこの魔法で石化させましょう。
    どの敵にも有効で、最後のボスすら石化出来ます。
    一度石化させたら解ける事は無いのでじっくり敵を倒しましょう。
    この魔法が手に入るまでは睡眠の魔法がいいかな?睡眠の方は直ぐ解けちゃうけど・・・
  5. お姫様を助けるには、敵の声がすると部屋に入っちゃ駄目!(ゲーム後半)
    お姫様が死にます。
    お姫様を助けるか殺すかで多少変わります。
  6. 裏技です。
    多分初期バージョンだけだと思いますが、金を無限に稼げます。
    鍛冶屋へ行き装備している持ち物を売ります。
    装備を外せと言われますが、こうすると持ち物を売らずにお金が稼げます。
  7. 多分?
    起動時カーソルキー全てとOPT1とOPT2キーを押すとサウンドテストモードに入ります。
  8. 最後に
    マップを書こうとも考えましたが、このゲームはメガCD版で発売されていて、そちらはオートマッピングが付いているらしいので止めました。 にヤッパリMAPを公開しました)
    マップが無くても何とか行けるので頑張って下さい。